こんにちわ!ハイリー(@yoshinagan77)です。
やっと、うつが治りましたぁ~!!!
2019年12月21日をもってうつによる心療内科の通院は終了しました。
2019年4月13日から通院しだし、約1年8カ月の長い道のりでした。
そして、今、どのように治ったのかを振り返りながらまとめたいと思います。
うつは必ず治ります。
うつが治った ~HSPの私がうつを治すまで~
原因
サラッと書きますと人生の区切りの年に職場環境を変えたいと転職した会社が規模が大きかったものの超アナログで無駄に時間が掛かる割に属人的なブラック企業だったので、勤めて1年6か月でうつになってしまってたんです。
恐らく、入社3か月でうつ症状にはなっていたと思いますが、自分をだましながら頑張っていました。
うつの症状の参考HPに列記されていることは大体感じてましたが、我慢強いというのかHSP特有の「べき思考」や「自己に高度な目標を課す」と特性が働いて頑張り続けたことが症状を悪化させてついに頭がハジけたようです。
ナイティナインの岡村さんがいう「頭がパッカーン!」なったというやつです。
ホントにそんな感じです。
そして、しばらく休職することに。
少しでも異変を感じたらクリニックに行ってください。
無理しすぎると回復するのに時間が掛かります。
通院 2018年4月~6月
2018年4月~6月は毎週クリニックに通いました。
抗うつ剤1日1錠を飲んでました。
この間は正直、生きた心地はせず、未来への不安と過去への後悔が頭の中を巡り巡って恐ろしくなって酒浸りでした。
実際、抗うつ剤とアルコールはかなり相性が悪い(肝臓がアルコールの分解を優先するので薬の分解が後回しになり、効果が半減する。)ので、やっちゃダメなのはわかっているのですが、飲まないと「眠れない」、「気が紛れない」、「不安に襲われる」ということで続けてしまうような精神状態でした。
もうヤバかったですね(笑)
ただ、体に悪いことは分かっていたので、徐々に他の方法で酒の量を減らしました。
他の方法とは?
認知行動療法
自分の思考、行動、感情のパターンを認知して改善していく方法です。
この本を心療内科医から教えてもらい、実行しました。
結構内容がガッツリで最初は嫌でした。
でも、「何かをしないと変わらない」という信念で少しずつメモ帳から書き始めながら自分のパターンを知っていったのです。
マンガもあるのでこっちの方が楽だったかもしれない…
自分の思考、行動、感情のパターンを知ると自分を客観的にみることができます。
これが重要です。
寛解後の生き方にもいい影響を与えるのでやってください。
この方法は薬物療法と効果は同等であり、効果の持続時間はそれ以上であることが承認されています。
読書
認知行動療法で自分の思考、行動、感情のパターンを知れたので、それに関連する心理学、脳科学、うつの本、Webサイトは片っ端から読みました。
救われた本
道は開ける
「やっかいごとを数え上げるな。恵まれているものを数えてみよう」
「死んだ犬を蹴るものはいない」
など心に刺さる名言でモチベーションがあがりました。
これもマンガ版もあるのでオススメです。
自分の悩みや苦しみは人類において既存しているので、知れば気持ちが楽になります。
ツレがうつになりまして
本じゃないですが「ツレがうつになりまして」の堺雅人と宮崎あおいの映画
まだうつが市民権を得てなかった頃、ポジティブな完璧主義者であった「ツレ」さんがどんどんうつになっていく様と回復していく様がコミカルに描かれています。
このシリーズで私は医療費が1割で済む自立支援医療制度を知りました。
敏感すぎる自分を好きになれる本
これは運命的な出会いでした。
自分がHSP(Highly Sensitive Person)だと知れた本です。
とにかく、生きにくい自分に違和感を感じていた私に最適解を与えてくれました。
妻が探し出して渡してくれた本でもあり、非常に妻には感謝してます。
この先、HSPの本をどんどん読み、HSPとうつの類似性などを勉強し、このブログの立ち上げにもつながりました。
私が選ぶHSP(Highly Sensitive Person)の本 3選
余談ですが、私は私と同じ気質(Highly Sensitive Person)の人達に私と同じ苦しみを味わって欲しくないです。
通院 2018年7月~8月
2018年7月~8月は隔週でクリニックに通いました。
症状も少し落ちついてきたことで薬を取りに行くような感じでした。
相変わらず抗うつ剤1日1錠を飲んでました。
症状も少し落ち着いてきたというところで転職先も探し始めました。
というのもうつになった環境であるブラック企業に復帰する気もなかったので、とにかく、知り合いなどを当たって今の職に就きました。
給与は2割ダウンでしたが知り合いのいる安心感と比較的ホワイトな環境だったので、働き始めるにはいいだろうと決めました。
余談ですが傷病手当金が前職の会社手続きで貰えていたのですが、社会保険料は免除されないようで休職中も前職の会社から社会保険料の請求がありました。
「お前らのせいやろ?」
とは思ったのは言うまでもありません。
通院 2018年9月~2019年4月
2018年9月~2019年4月は月1でクリニックに通いました。
症状も小康状態が続いているので抗うつ剤2日1錠に減りました。
仕事も前職を正式に退職し、現在の会社にお世話になることになりました。
慣れない仕事ではあったものの周囲の人達に助けられてそれなりに滑り出しはよかったです。
ただ、多忙な時、知らないことを覚える時はトラウマからか神経の高ぶりがひどくなり、寝込むこともありました。
入社半年で給付される有給休暇10日分を1年経たない間に使い切って参りましたよ(笑)
この間もHSP関連の読書は続けてHSPには随分と詳しくなりました。
また、エナジーバンパイアなる輩が世の中に存在することも知り、どうやらHSPが餌食になっているとのこと。
実体験からエナジーバンパイアに振り回されて寝込むこともありました。
そして、2018年11月にこのブログを書き始めました。
まぁ、最初の頃はよくわからず、下手くそですが、自分の過去を残す為に放置してます。
お見苦しいかもしれませんがご容赦ください。
通院 2019年5月~12月
2019年5月~2019年12月は2カ月に1回でクリニックに通いました。
多少感情に揺さぶりを感じるものの至って平常なので、抗うつ剤なしになりました。
ここからは多少担当も変わり、感情が揺さぶられることもありましたが、それもクリアし、今では穏便に過ごせています。
休職中の活動
あまり多くのことが一度にできませんので、本当に身の回りのことだけは続けました。
身の回りのこと行うことで小さな自信の積み重ねとなり、うつへの抑制効果が働くそうです。
②読書
③ライフプラン作成
家事
この時、妻は働いていた(現在、育休中)ので、
②ごみ捨て
③掃除
④洗濯
⑤夕食作り(たまに)
娘の保育園の送りは正直、自殺念慮があったので、自殺予防になりました。
「なんとか生きなアカン!」
と思いました(笑)
家族の存在をありがたく思います。
読書
これは前述の通り、心理学、脳科学、マインドフルネス、HSP関連をとにかく読みました。
たどり着いた答えは「よく眠る」。
これが最良の脳への薬となります。
うつの最初の症状は「眠れない」です。
よく眠れてればなんとかなります。
あと、自分の気質を知り、受け入れれば徐々に穏やかになれます。
ライフプラン作成
これは年収が2割も落ち込んだので、生活の質を落とさずにどのように生活するかを家族構成、年齢別に表にしたものです。
よくネット上にも落ちてますので、それを拾ってきて作成しました。
それとどのように質を維持するかも考えました。
そうすると思いの外、高いものを買わなくてもうまくやれそうでした。
最後に
私は奇しくも自分のHSPという気質を知らず、本能の赴くままに生きてきました。
そして、興味本位で自分の気質と合わない環境に入ってしまい、そこを逃げ出せずに脳の強制終了が起こるまで頑張ったのです。
結果、うつになるまでの時間をうつを治す為にあてがいました。
持論ですが「うつになるまでの時間=うつが治るまでの時間」だと思ってます。
約3年半掛けて「自分を追い込み」、「自分を見つめて」、「自分を受け入れる」ところまで来ました。
あとは「自分を活かす」ということを2020年はトライしてみたいと思ってます。
人生で起こる全ての事象に無駄はないと思ってます。
うつにならなきゃ ブログ書いてない
うつにならなきゃ HSPだと分からない(今までギリギリでクリアしてたので)
うつにならなきゃ うつのこと分からない
生き抜くのじゃ!!
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