HSPの時代到来? ~「AI時代に活躍する人材「3つの能力」 能力を磨く」を読んで~

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こんにちわ!ハイリー(@yoshinagan77)です。

我々、HSPの時代到来かと思うような本を読みました。

タイトルは「AI時代に活躍する人材「3つの能力」 能力を磨く」です。
田坂広志さん著の本です。

これからAI時代に入ってくると定型的な業務は大体AIがこなす時代がくると言われていますね。

野村総合研究所のレポートによると日本の仕事の49%がAIによる代替が可能だと提示してます。

日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に

日本人の行っている業務半分は機械でもできるのです。
では、なぜ人間がやっているかというとコストが安いからです。

他の先進諸国は人件費の高騰で人間でなくてもいい仕事は機械に代わっていっています。
その結果、生産性の向上により収入を増加させているのです。

それでは、今後、AIでは代替できない能力とはどんなものがあるのでしょうか?
そのヒントがこの本に書かれていると思います。

この本はAI失業などAIにより仕事が奪われることだけを煽るメディアに対するアンサー本として著者は執筆されたそうです。

では、AIにとって代われない仕事とはどのようなものでしょうか?

それは「3つの能力」だと著者は主張しています。

①職業的能力
②対人的能力
③組織的能力
では、順番に紹介していきましょう。
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職業的能力

これはよく言われる職人の技術のことです。

文献的知識として技術的なことは分かってもそれを体を使って体現化する体験的智恵が必要でその知恵はAIには取って変わられないというものです。

また、その体験的智恵を伝承する力もAIには難しく人間でないと可能でないと書かれています。

実際に手順書があっても細かいところのニュアンスというのは実際に体験していかないと分からないところが多いですよね?

その分からないところが体験的智恵であり、それをうまく伝えていく力はうまく手順書を掛けたとしても伝わらないので寄り添いながら教えていく、そういう能力はAIにはないのです。

なんとなくお分かりになられますよね?

対人的能力

コミュニケーションの8割は非言語コミュニケーションである。

昔、言葉によるコミュニケーションはたった7%だという本は読んだことはありましたが、非言語コミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーション)は8割というのはなんとなく理解できます。

基本的には表情、声のトーン、仕草で相手の気持ちというのは察せられますよ

暗いトーンで「大丈夫です!」と言われても、「それ、嘘やろ!?」ってなりますよね。

相手の言葉以外の表現をいかに汲み取って対応していくかというのはAIにはできませんね。
下手すると鈍感な人間にもできないような気がします。
言葉を額面通りに受け取る人っていますよね?
若干、発達障害でそう受け取ってしまう人というのは数%は実在します。

でも、我々、HSPは言葉の裏の裏までを表情や声のトーンなど全てを感じ取って、理解してしまう特殊能力がありませんか?

そのせいで生きにくかった訳ですが…

それともう一つ。
人に寄り添える共感力です。

これは下手すると寄り添い過ぎて疲弊してしまいいがちのHSPには微妙なところですが、共感力の高さは我々、HSPは半端ないと思います。

これからの時代、人に共感できないと同じ方向を向いて進んでいけません。
共感できない人と一緒にいても楽しくないし、例え、仕事だろうと最短時間で終わらせたいですよね。

なので、AI時代が到来するとHSPの能力は開花しますよ、きっと。

組織的能力

これからの時代のリーダーシップはトップダウンより、ボトムアップです。

いろいろな人の個性を活かし、共感しつつ、ベクトルと合わせて問題解決し、前進していく能力は必要です。

組織は多くの人の集合体。

そこでは各個人の個性などを理解しないとリーダーは一つの方向へ向けられません。

今までは右肩上がりだった上に世の中の進歩が一定だったので、軍隊式組織でうまくいきましたが、今や「ドッグイヤー(1年が6~7年の感覚)」、「マウスイヤー(1年が18年の感覚)」位の時代です。

全ての変化が早く、複雑に絡み合っています。

なので、軍隊式組織では追い付かず、ゲリラ式組織で進めていくことになります。
そうするといろんな個性を把握して状況によって活用していかないと世の中に追いつけないのです。

今の日本企業はどうですか?
昔の成功体験を未だ引きずり、高齢者が理解できないことは先送り、この30年間で国内からのイノベーションはあったでしょうか?

たぶん、iモード以降大したものないんじゃないですか?
まぁ、iモードも今の若い人は知らないでしょうけど…

多くの便利なサービスは海外、特にアメリカ発ですよね?

という具合にに参加している人の個性を理解して、発揮していくのは上から目線でものをいう人では勤まりません。

共感できる人でないと難しいのです。

これもAIには難しいでしょう。
また、鈍感な人にも難しいんじゃないでしょうか?

しかし、我々、HSPには得意とするところですよね?
どんな些細なことにも気づいていまいますから。

今後はこの些細なことに気づく才能も大いに周囲を活かす意味合いで大きな役割を果たすと思います。

ただ、HSPは自己肯定感が低いので強く自分軸を打ち出せないのが欠点ですが(苦笑)

まとめ

私は勝手にAI時代到来によって我々、HSPの時代が到来すると思います。

そう思いませんか?

実際に上記の3つの能力はHSPの得意とするところだと思います。

今までのような雑務はAIがこなしてくれ、人として特に感受性の高い我々、HSPにしてみれば能力を十分に発揮できる領域となると思うのです。

我々も自分の特性を知りつつ、アップデートしていかないとせっかくの能力が活かせません。

①自己肯定感が低い。
②他人に左右されやすい。
③自分を強く主張できない。

これは理解し、改善していけば治りますのでまずは認識することから始めて、いろんなHSP関連の本を読めば改善されます。

今まで生きにくくかったけど、ようやく我々の時代に突入しそうなので頑張りましょう!!

ハイリー
ハイリー

栄えるのじゃ!!!

HSP
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