こんにちわ!ハイリー(@yoshinagan77)です。
自身がうつになってから自分の気質を知り、自分はHSP(Highly Sensitive Person)であることを知りました。
また、精神科に通う度に待合室で見かける人たちの人のいい感じや雰囲気に接し、HSPとうつの関係性についても考えるようになりました。
HSPの人は基本的には下記のような感じです。
②自分軸が弱く、他人に流されやすい。
③周囲が気になる。
ちなみにうつになる人は下記のような感じです。
②完璧主義
③自己肯定感が低い。
あくまでも個人的感覚ですがなんとなく関連性があると思いませんか?
私はうつになる前はいわゆる「責任感が強く」、「完璧主義」、「野心家」、「向上心の塊」でしたが、それは自分の「自己肯定感の低さ」を補う為にそうしていた訳でどんな経験や結果を残しても「自己肯定感の低さ」は解消されませんでした…。
それは自身の気質からによるものなので経験・結果からだけでは解消されなかったのです。
結果、うつになり、生きる希望も無くし、うつ特有の自殺念慮に苛まれ、なんとか乗り越えて今に至っています。
そして、精神科に月一で通いながら前述の通り、「HSPとうつ」の関連性に疑問を持っていたさなかにタイトルの本に出会いました。
浜松医科大学 名誉教授 高田明和氏著です。
ご自身もうつになり、悩んだ経験をお持ちの80代の先生です。
文章からは正直、80代とは思えない感じなので、文中に出てくる年齢に話には驚いてしまいます。
「HSPとうつ 自己肯定感を取り戻す方法」
HSPはうつと診断される
HSPは精神科の先生にかかると「うつ」と診断されることが多く、その多くは前述の通り「自己肯定感の低さ」からくるうつ的思考による傾向が多いそうです。
基本的には幸せホルモン「セロトニン」を分泌させる薬を処方されて定期健診を受けることになります。
ただ、薬を飲んでいても自分でセロトニンを分泌させないことには改善は見込めません。
自己肯定感を高めて自らセロトニンを分泌させる。
これは一番大事です!
ですから真面目に薬を飲んで通院していても抜本解決にはなっていないのです。
ドイツの精神科の先生もそう唱えています。
是非下記の記事をご参考ください。
HSPは他人に振り回され、うつは自分に振り回される
著書ではこう書かれています。
「HSPは他人に振り回され、うつは自分に振り回される」
HSPとうつは共に「自己肯定感は低い」です。
しかし、過程が違います。
診断すると両方とも「うつ」判定です。
なので、現在の日本の治療法ではとりあえず、抗うつ剤を出して様子を見るということになっています。
ですから、HSPもうつに加算され、間違った治療を受けているような気がしてならないのです。
では、どのように自己肯定感を高めていけばいいのか?
自己肯定感の高め方
これは私は自分に言い聞かせるように過去の記事にも書いていて未だにうまく実現できていません。
でも、これはトレーニングによって少しずつですが改善されてきてますので、皆さんも試して頂き、少しでも気持ちのいい毎日を過ごせるようにして頂ければと思います。
自分にとって気持ちいいことをする
これは非常に大事だと思います。
日々の生活の中でこれをやっていると気持ちがいい、気分のいいことを考えて実施する。
運動、食事、お酒などなど。
私は基本的にはお酒が好きなので、好きなお酒を仕事終わりにほんのり酔う程度が好きです。
みなさんはどんなことしている時が気持ちいいですか?
「楽しい」「気持ちいい」に理由はないと知る
ついついこうだから楽しい!!!
と考えがちですが、ただ単純に「楽しい」「気持ちいい」というだけで実行してみることです。
Don’t Think, Just Do it!!!!!!!! ですね。
私の場合は、Just Drinking!!!! です…
自分が持っているものに目を向ける
よく言われることですが、コップに水が半分残っていると「もう半分しかない」と思うか、「まだ半分ある」と思うかの視点の違いです。
後者がポジティブと言われてます。
自分の資質についてもそうです。
HSPは人よりも敏感です。
ですから、いろんなことを人よりも感じ、気づきます。
「人が髪を切った」「メガネを変えた」「メイクを変えた」「今日は体調が悪そう。」などなど。
結構気づきませんか?
これって結構な能力なんです。
気付くと先回りして対処できますからね。
敏感ですけど、いろいろと気づけるんです。
眠る前にアファメーションを行う
アファメーション=「自己暗示」です。
私はどうしても悪い方向に考えがちです。
それは細部までいろいろと思いが巡らされて悪く考えがちだからです。
これは「HSPあるある」ではないでしょうか?
でも、実際にはその想像の9割は起こりません。
ただの空想、妄想、幻想です。
エロいことには効果テキメンですが、悪いことを考えるにはよくありません。
ちなみにエロいことは9割9分起こりません、それは画面か漫画の世界のお話です…
引き寄せの法則です。
ネガティブな感情は無理に否定しない
悪いことも生きてる限り起こります。
そんな時は無理に否定しません。
「そんなこともあるさ!」 「そんな日もあるさ!」で流しましょう。
人生、正負の法則です。
悪いこともあれば、良いこともあります。
欠点こそ自分の持ち味だと認識する
物事は表裏一体です。
「臆病」は「思慮深い」「慎重」とも受け取れます。
HSPは敏感です。
でも、多くのことに気づきます。
それ程、アンテナビンビンです。
人が3本のところ6本は立ってます。
悪い面ばかりを見ずにいい面も見るといいでしょう。
無条件の自信を持てる「マインドフルネス」を意識する
マインドフルネス=禅の精神ですよね。
まさに「今を生きる」
運動や掃除などをしていると「無」になれます。
仕事もでも自分と向き合いながら作業をしていると「無」になれますよね。
「無」= 脳科学では「フロー状態」といいます。
この状態は自分に集中できているのでストレスフリーです。
何か夢中になれるものがあれば最強です。
他人に振り回されない自分を作る
これは対エナジーバンパイア向けの対策です。
エナジーバンパイアは我々HSPをエサに生き延びております。
その為にはエナジーバンパイアには「近づかない」「話しかけない」「目を合わせない」ようにしてください。
エナジーバンパイア「3ない運動」です。
詳しくは下記の記事をご参考にしてください。
まとめ
自己肯定感を高めるといっても意識的に繰り返していかないと結構しんどいと思います。
私も本を読んだりして一時的に自分を上げてますが、平常運転に戻ると結構ネガティブな感じになり、ちょこちょこ凹んでいたりします。
でも、意識できるだけでも以前よりかは進歩していると思い、できるだけネガティブな視点だけでなく、ネガティブな状況下でもポジティブな視点も持てるように努力はしています。
世の中、表裏一体。
いい面も悪い面も存在するわけですから心の持ちようではないでしょうか?
HSPは気質的に「自己肯定感が低い」です。
それは人の影響かもしれませんが「うつ」ではありません。
私は「自己肯定感の低さ」を克服する為にいろんな挑戦をして、結果「うつ」になりましたが、それも今ではいい経験だと思っています。
まずはいい面から見て少しでも「自己肯定感」を上げていきましょう。
我々HSPは基本的には8割を占める一般人からみると能力は割と高めなんですからね。
以上、ハイリーでした。
栄えるのじゃ!!
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