HSPの生きづらさって何だろう?

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こんにちわ!ハイリー(@yoshinagan77)です。

私はHSP(Highly Sensitive Person)です。←詳細はプロフィール

とにかく、物心ついたところから何かしらの「生きづらさ」は感じていました。

感じていた「生きづらさ」とは?
  • 雑談が苦手
  • 興味の対象が周囲と違う
  • 先々の不安
  • 両親や先生、友人に分かってもらえない
  • 自分の認識と他人との認識のズレの大きさ
  • 周囲の目が気になる
  • つい下手にでてしまう
  • 頼み事を断れない などなど

なぜか周囲との「溝」「壁」のようなものを無意識に感じていました。

それといって周囲から特別扱いされることもなく、いじめられることもなく、友人もいましたが、いつも自分が周囲に合わせていた感覚から逃れられない「生きづらさ」は感じていました。

要するに「自分を押し殺して」生きていたことによる「生きづらさ」を感じていたんだと思っています。

巷にはHSPの特性などの「解説本」と「そのままでいんだよ」的本は結構ありますが、「生きづらさ」を解説してくれている本はないように思います。

そこで自分なりにいろいろな本を読んで感じたことをまとめたいと思います。

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HSPの生きづらさって何だろう?

べき思考が強い

HSPの関連本を読んでいるとよく出てくる「べき思考」

「○○はXXであるべき」「○○はこうでないといけない」というようなHSPは感受性が高く、善良な人なので自然とこういう発想になるのではないかと思います。

感受性が高く、敏感で、繊細で、臆病なので、「善良な人」「周囲に迷惑を掛けない人」でなければならないという発想からそうしているんだと私は考えています。

ちなみにこの「べき思考」、自分だけに向けられているだけでなく、周囲や他人にも向けられているので自分の理想とするこの「べき思考」に反するものに対して、違和感や嫌悪感を感じます。その結果、周囲が感じない些細なこと?「気にしすぎ」と言われるようなことでイライラしたりすることないですか?

この「べき思考」が自分を苦しめているのです。

我々の特性である「高い感受性」は周囲のいろいろな情報を敏感に、繊細に感じ取っています。

その結果、「この場合はこうあるべき」「あの場合はこうあるべき」とインプットしてしまいがちです。

そうすることで「周囲に迷惑を掛けず、スマートに物事が進行できるからです。」

しかも、うまくいくことが快感となり、「うまいいくこと=絶対」になっていくのです。

度重なる過去の成功体験からより高度な成功体験を得るために「べき思考」はエスカレートします。

また、なまじ「高い感受性」から周囲の期待なども読み取ってそうなるように行動してしまい、エスカレートに更に拍車が掛かったりします。

そして、自分が知らない間にドンドン「自分を追い詰めていく」。

これが「生きづらさ」になっているのではないかと思います。

一度、この流れに乗ってしまうと自分を壊すまで行きかねないので要注意です。

ちなみに私はこのせいで「うつ」になってしまった(笑)←詳細はプロフィール

どうでしょうか?

思い当たる節はないでしょうか?

これがHSS型HSPだと興味の対象が広いのでもっと大変なんです。

人に嫌われたくない

人に嫌われたくないですよね?

我々、HSPは「人に嫌われたくない」です。

高い感受性から人の表情、声色、声のトーンなどから人の内面を読み取る力が非HSPよりも高いのでなんとなく、人の嫌がるようなことは避けます。

なので、人が嫌そうなそぶりを見せるとそれ以上、何も言わずに我慢することになることが多いです。

うまく断れない

例えば、仕事だと

これをやってもらいたいんですが。

えー、これはこうでこうでないとできません。

分かりました。

じゃー、こちらでやります。

(マジで?と思いつつ)

面倒なことを言ってくるような人には論破して角を立てることなく、我慢して自分でやってしまいがち。

または

これこれを今日中にお願いしたいのですが。

えっ、あー、分かりました。

(おいおい今からかよ?今日予定有るのに…)

断りたいけど、うまく断れない。

とかついついやってしまいがちだと思います。

でも、心の中では「これは彼女(彼)がやるべき仕事でなんで自分がやらないといけないんだ!」とモヤモヤ感は半端ありません。

下手に出てしまう

お願いする時についつい下手に出てしまう。

大変申し訳ないのですが、

○○をして欲しいんですが、

今、大丈夫でしょうか?

話を聞く

相手に気持ちよく物事を進めてもらう為に興味ない長話にも付き合う。

うんうん、なるほど。

そうなんですね。

大変ですねぇー

(話なげぇー)

周囲に配慮して言い出せない

持ち前の「高い感受性」から空気を読んで言いたいことも言い出せない。

今は空気的にちょっとなぁ。

今は言うの止めておこうか…

と以上、いろいろ心当たりないですか?

「人に嫌われたくない」から自分の感情にフタをしておこうではストレスが溜まるばかりです。

私はHSPの「生きづらさ」はこれら「べき思考が強い」「人に嫌われたくない」の相反する考え方が内在することにあるんではないかと思っています。

では、どうしたらいいか?

究極は「こだわらない」です。

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そう「執着しない」ということです。

紹介した本にもありますが、「なぜ人は悩むのか?」

それは「執着する」からです。

例えば、上記の「べき思考、人に嫌われたくない」、これは自分の「執着・こだわり」です。

持ち前の「高い感受性」から「これが正しい!こうあるべき!」と感じ取ったからそうしようと考えて行動していくのだと思います。

「でも、それは本当に正しいのでしょうか?」

「それはあなたのただの想像ではないですか?」

答えは「やってみないと分からない」のです。

ある人・状況には「正解」でも、ある人・状況では「不正解」の場合もあるのです。

あまりに自分の「べき思考」に縛られてしまうと身を滅ぼします。
「実験」だと思って思いを投じてみるという考え方くらいはちょうどいいのかもしれません。

「こうあるべきだと思うけど、この方向性でどうかな?」

と自分と周囲を持っていくのはどうでしょうか?

少しは自分にも周囲にも余裕も持って対応するといいのかもしれませんね。

今、私はこの方法を「実験」中です。

まとめ

HSPは高度な要求を自分にも周囲にもしがちです。

それは持ち前の「高い感受性」から最高だと思われるものを感じ取れるからです。

感じ取れる以上はそこを目指したくなるのは人ですよね?

その結果、「べき思考」や「人に嫌われたくない」という感情が個人に内在して溝が深くなってしんどくなっていくのだと思います。

あまり「執着」せずに「いい方向」「人に嫌われない方向」に向かっていくような考え方にすれば、気負いせず、うまくいくのではないでしょうか?

下記の本にもありましたが「執着せず、転ずる力」を得れればよい人生を歩めるように思いますよ。

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とかく、HSPは善良で真面目で完璧主義な人が多いように思いますので、「ほどほど」にあとは「流れ」に身を任せて生きていけば、もう少し楽じゃないかな?

以上、ハイリーでした。

これが難しい…
HSP
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