こんにちわ!ハイリー(@yoshinagan77)です。
2021年1月に本社営業へと異動しました。
営業と広告関係なのでどうしても長時間労働、休日出勤があり、頑張っていたのですが、先週、フッと気持ちがキレたようで体が動かなくなり、心療内科に行ってみると「適応障害」。
前回は自分で追い込んだのですが、今回は「環境が悪い」という医師の判断でした。
自責の念にかられていたので「少し救われた」気持ちになりましたが、「ブラック」な環境に長くいると中にいる人は気づかないようで私以外は至って普通のようでした。はたしてブラック企業とは?
そもそもブラック企業とはなんなのでしょうか?
定義を紐解いてみますと下記のようなものを見つけました。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
少し曖昧な表現ですが、上記のようなものです。
人によっては合う合わないがあると思うので、一概には表現しにくいように思います。
例えば、野心的に仕事をこなしたい人には給与は高いが、ワークライフバランスを重視する人には長時間労働、休日少ないということにも成りかねないということです。
まさに「コインの裏表」です。
ブラック企業の怖さ
同調圧力が強い
私は効率的に仕事をこなして、早く帰りたいタイプです。
その日の仕事が終われば、定時にでも帰りたいのですが、ブラック企業は帰れません。
他の部署が遅い手前、自分勝手に映るようでなかなか帰れません。
私は「意を決して」帰っていましたが、かなりの「意志力」を使うので、途中疲弊してしまいました。
なんだろう?根気比べのような感じになっていたので、異動当初は周囲に「早く帰りましょ!」なんていっていたのですが、そんな言葉に同調する人はおらず、ほぼエンドレスに働いている人が多かったです。
中にはやることないのに会社にいる人もいました。
たばこ吸って雑談したり、日中、寝てるのに夕方から頑張る人とか…
残業代出ないのに遅くまで会社にいるのには強烈な違和感を感じました。
永遠のラットレース
同調圧力が強いので「長時間労働」「休日出勤」は必須になってきます。
「みんなやってるから」という理由だけです。
当然、「時間」「エネルギー」は搾取され、それらが「お金」に代わっていきません。
むしろ、「時間」や「エネルギー」を得る為に「お金」を使わざる得なくなってくるのです。
このラットレースにハマると恐らく回り続けないといけなくなると思います。
果たして何の為に働いているのかわかりません。
会社の為? 自分の為? 何の為?
社員全員で生き残る為の生存装置を社員全員が命を削って回しているようにしか見えません。
そして、心身を病む
搾取される訳ですから「心身」は病んできます。
今の会社でも「心」はともなく、「体」がボロボロの人も多いです。
ストレスからか「たばこ」の量が異常な人もチラホラ。
病気になって初めて一人前 といったなような感じです。
完全に悪くなってからでは遅いので、早期に出ていくべきですね。
逃げ出す方法
強い決意を持つ
第一に「逃げ出す強い決意をもつこと」です。
同調圧力から「心身を疲弊」することがあり、なかなか「強い意志」を持つことは大変ですが、逃げ出すことを考えなければ、前に進むことができません。
「周囲に迷惑がかかる」「後ろ指さされる」など考えてしまうかもしれませんが、それは「妄想」です。
一時的にそうかもしれませんが自分の「心身を病んで」まですることではないように思います。
ブラック企業はそんなあなたの「優しい心」を利用してきます。
心を鬼にして「強い決意」を持つことが大事です。
「逃げる」のも一つの選択肢です。
「逃げるは恥だが役に立つ」というのは本当のことで、体制を立て直すのに必要なことなのです。
多少の蓄えはいる
自己都合で辞めた場合、失業手当は早くて2カ月後からの給付です。
それまでに必要な生活費はある程度蓄えておきましょう。
私は貯蓄クセがついているので普段は最小限の費用で生活している為にあまりお金はかからないのですが、家族がいるので単身者と違い多少の費用が掛かってきます。
その為にできるだけ多く貯蓄するように心がけています。
また、いろいろな方法でお金を稼ぐようにもしています。
自由時間が多い入院制の治験もオススメ!
休職する
一時的に時間を稼ぐのであれば、「休職」も手です。
心療内科に行って、「うつ」や「適応障害」の診断書を貰えば、休むことも可能です。
就業規則によりますが、最大1年半の傷病手当も貰えますのでご検討下さい。
一般的な会社だと「6カ月」位だと思いますが、就業規則は要確認です。
ただし、社会保険料、住民税は会社から請求されることだけはご留意ください。
転職サイトに登録する
転職サイトに登録して、自分の市場価値や転職の手順を知っておくに越したことはありません。
公共職業訓練を受ける
ハローワークで失業申請すると失業手当を貰いながらキャリアアップをすることも可能です。
様々なコースがありますが、何には「本当に役に立つの?」と思われるコースもあるので吟味は必要です。
こんな制度もあります。
結局
結局、私は随分前に勤めていた会社の社長が代わり、その社長が仲のよかった人だったので、泣きついて再就職させてもらいました。
正直、先代社長に啖呵切って辞めて出ていったのにカッコ悪い話です。
でも、背に腹は代えられず、飛び出した機関で自分の性格や気質も十分に分かったので、戻れることは非常にありがたいと思っています。
人づきあいは苦手な方ですが世の中、結局、人なので「無敵(敵を作らない)」の人にはなっておいた方がいいので、やめ方は慎重に。
私は「適応障害」という一般的には分からない言葉で「精神疾患者」扱いで辞めました。
相手にどう映ったか?
恐らく「腫物」になったのでしょうが「敵」にならずに済んだのでよいとしてます。
元気な姿を見せることがあればチャラになるでしょう。
まとめ
ブラック企業にいると「同僚圧力」や「経営者の恐怖政治」などで思考停止に陥りがちです。
でも、本当に自分の人生がそれでいいのであれば、問題はありませんが、少しでも疑問を持った場合は行動してみることは素晴らしいことだと思います。
多少失敗しようとそれは絶対にプラスへと働いていきます。
だから、「辞めること」を決意してください。
日本には素晴らしい制度があるので、少しでも活用しながらみなさんのいい人生を構築していってください。
お役に立てば幸いです!
以上、ハイリーでした。
コメント