こんにちわ!ハイリー(@yoshinagan77)です。
2018年春にうつになって、2019年12月をもって精神科への通院が終了しました。
うつの診断を受けてから心理カウンセラーのカウンセリングを受け、少しでも改善にあたろうと努力したのでしたが、残念ながら、私には無意味だったので、そのことについてまとめたいと思います。
【悲報】うつにおける精神科医とカウンセラーは無意味だった。
まずは精神科医と心理カウンセラーの違いについて知りましょう。
精神科医とは?
精神科医(せいしんかい、英: Psychiatrist)とは、精神医学を専門とする医師であり、精神障害・依存症の治療を専門的に診察する医師免許を持つ[1]。
Wikipediaより引用
主な業務内容は?
精神科医の業務には、精神疾患の診療、精神疾患の予防、精神衛生の普及がある。これらの中でも中心的業務となる診療業務は、外来のみの診療を行う精神科クリニック、入院施設を有する精神科病院、総合病院内の一診療科としての精神科など、各医療機関において主に行われる[2]。
Wikipediaより引用
患者の話を聞いて、状況に応じて薬の処方もできます。
薬には大変お世話になりました。
心理カウンセラーとは?
心理カウンセラーの国家資格は2017年に公認心理師法が施行され誕生した「公認心理師」、民間資格の(公財)日本臨床心理士資格認定協会の「臨床心理士」がある。「臨床心理士」試験の受験には協会が指定した大学院修士課程または専門職大学院の修了が条件となっており、大学院によっては1年以上の心理臨床経験が必要となる。
Benesse マナビジョンより
国家資格と民間資格があり、一定期間以上の心理臨床経験が必要。
主な業務内容は?
複雑な時代を反映して、さまざまな悩みやストレスで心の病気にかかる人も少なくない。そうした人たちの相談に乗り、対話や心理テストなどを通して、悩みの解決策を本人自らが探っていく手助けをするのが、心理カウンセラーだ。
職場は児童相談所、心身障害者施設、病院、裁判所、企業の健康管理部門など幅広く、職場によって相談内容も違っている。例えば、児童相談所では、問題を抱えた子どもの心理テストを行い、直接カウンセリングを行ったり、児童福祉司などに助言したりもする。障害者施設では、発達の遅い乳幼児にかかわる相談や指導などを行い、病院では、精神科の患者の心理テストなどを行う。Benesse マナビジョンより
基本的には心理テストにより状況を浮き彫りにし対話によって問題解決を図っていくというケースが多いようです。私も同じようなプロセスでカウンセリングを受けました。
何が無意味だったか?
精神科医の場合
基本的に診察については30分まで医師に話を聞いてもらっても同一金額ですが、30分も話すことはほとんどありません。
初回は症状の判断をして貰う為に話しますがそれでも「15分」位だと思います。
それ以降は基本的にこんな感じです。

こんにちわ。よろしくお願いします。

ご加減はどうですか?

最近、よく眠れて特に問題はありません。
(最近の状況を伝える。)

では、今まで通り無理をせずに自分のペースで過ごしてください。
薬は今まで通り、出しておきますね。

はい。ありがとうございました。
正直、薬の処方があった時は薬を貰いに行っていたような感じで特に心に刺さるようなアドバイスは貰っていません。大体、ネットで調べれば分かる内容のアドバイスが多かったです。
時にはネットで調べて、体感している内容を医師にぶつけてコメントを貰ったりしました。
例えば、「HSP特性とうつの症状は類似するところがありますが、その区別をする判断基準はあるのでしょうか?」とか。
この問いにははっきりとした回答はないものの「医師として判断できる点は診断の中で出てくるのでわかる。」という回答は貰いました。
あとあと読んだ本には「HSP」とは心理学用語なので、精神科医の中には「HSP」を正確に認知していない医師もいるそうです…
ちなみに約1年8カ月通いましたが基本的には「薬を貰う機会を得ていた。」だけでした。
しかも、その薬は8割の患者に無意味だというのですからね。
1錠160円(10割負担時:7割は税金負担)するんですよ。
初期療法として薬の処方はもっともらしいことです。
プラシーボ効果で薬を飲んでいる間は「自分は大丈夫だ!」という気に確かになれました。
自己肯定感の低下によるセロトニンの分泌低下を一時的補う効果はあったのでしょう。
でも、これは考え方、食事、運動、睡眠で代用できるということでもあったのです。
医師としては薬を出す絶好の機会です。
診察そこそこで薬を出せば今の診療報酬制度では稼げます。
しかも、薬はなくなると脅迫観念を患者に持たせることができるので正直、リピーターも増加します。
医師を悪く言うつもりはないですがそういう医療制度なので仕方ありません。
抗うつ剤の多くは外資系ですよ。1錠160円
でも、そこから自力で脱出しないと医師のいいなりではうつは治らないでしょうね。
心理カウンセラーの場合
心理カウンセラーの場合は薬を貰えるわけでもなく、物理的な治療はありませんでした。
ただ、自分がうつになるまでの過程を話をし、それに対して、うなづいて貰うというだけでした。
カウンセリング時間は「50分」でした。
基本的にはこんな感じです。

こんにちわ。よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
うつになるまでをお話下さい。

自分はこうでああでこうしたので、うつになりました。
(プロフィールの内容を話す。)

そうですかぁ。
それは大変でしたね。
その時、どう思いましたか?

え~、なんちゃらかんちゃら。

そうですかぁ。
それは大変でしたね。
これをひたすら繰り返していました。
自分で話すことで自分に今まで原因と結果を認知させ、ポジティブに書き換えるらしいです。「ナラティブセラピー」というそうです。
参考資料:ナラティブセラピーとは?
計3回、カウンセリングを受けましたが特に何も得るものはなく、「ただ、話した」という結果だけに終わりました。
今思えば、自分で認知行動療法を調べてメモに書き出していたので自己完結したいたところがあり、会社の福利厚生で面談費用が無料だったので「ただ興味本位で行ってた。」だけだったんですが何もなかったですね。
「人のいいお兄さんが私の話を聞いてくれているだけ。」にしか感じなかった。
まとめ
うつは本当にしんどい状態です。
私も自殺しようかと思うくらいに苦しみました。
でも、家族や周囲の人の助けで今もなんとかそれなりに生きています。
今回、私が言いたかったのはすべてを他人に依存してはいけないということです。
うつの原因は人それぞれです。
ですから、治療のアプローチも人それぞれです。
そのアプローチの過程で存在してくれている精神科医、心理カウンセラーという存在は治療の第一歩として非常にありがたい方々です。
ただ、自力でも治す努力はしましょう。
必要なのは考え方、食事、運動、睡眠の改善です。
そして、治療には時間を要します。
私の持論ですが「うつになるまでにかかった時間=うつが治るまでにかかる時間」だと考えています。
たまたま私には精神科医も心理カウンセラーも無意味でした。
(精神科医は薬をくれる上では必要でしたが…)
自分で快適な環境を作ってそこで時間を過ごしてようやく治りました。
その為には精神科医、心理カウンセラーを通して状態を知り、適切な治療を受けながら自分の快適な環境を構築して治していきましょう。
以上、ハイリーでした。

やまない雨はないのじゃ。
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